■碓氷峠(JR信越本線横川〜軽井沢間)■
さよならJR一の急勾配”碓氷峠”
 1997年10月1日、長野行き新幹線が営業を開始しました。
 これに伴い、信越本線の横川〜軽井沢間は廃止となり、104年の歴史に幕を降ろしました。
(現在、横川〜軽井沢間はバスによる代替、また在来線の信越本線・軽井沢〜篠ノ井間は、第3セクター「しなの鉄道」に移管されました。)

 高校卒業以来、鉄道写真を撮りに行く機会はほとんどありませんでしたが、横軽が廃止になるということで、久しぶりに写真を撮りに行きました。

 この横川〜軽井沢間は、「横軽(よこかる)」と呼ばれ、碓氷峠を越えるためJRで日本一の急勾配があり、 ここを通る全ての列車は、補助機関車を連結しないと峠を上り下りできませんでした。

 また、横川駅では、名物駅弁「峠の釜めし」が販売されていることでも有名です。

 横軽には補助機関車を必要とする峠越えなど、他の鉄路にはない特徴がありました。
ただの鉄路の廃止というだけでなく、列車が駅に着くと繰り広げられてきた峠の釜めしの販売、峠を越えるために必要な、 補助機関車の連結・切り離しといった、旅の楽しみや演出もなくなってしまうことになり、たいへん残念に思います。

 今後は、「新幹線あさま」が、「特急あさま」の分までがんばってくれることでしょう。
 そして、碓氷峠は、多くの鉄道ファンや、地元の人たちによって、語り継がれていくことでしょう。
 「その昔、横川と軽井沢は、線路で繋がっていたんだよ」と・・・・。

 このページでは、今では廃止となってしまった信越本線・横川〜軽井沢間とはどんなところだったのか、この区間を知らない人にも分かるように、紹介したいと思います。

以下のコンテンツを準備中です。
横軽ってどんなところ? 横軽という場所の特徴を紹介します。
EF63形電気機関車 横軽専用の電気機関車、EF63を紹介します。
横軽対策車両、協調車両 横軽を越えていた車両たちの特徴を紹介します。
峠の釜めし
廃止後の横軽
横軽旅行記 私が横軽に行ったときの様子です。
Photo Gallary

鉄道の部屋INDEXページへ戻る   INDEXページへ戻る